高校入試や大学入試に対するおすすめの緊張対策

入試対策

高校入試や大学入試は、人生にそう何度もあることではないので、かなり緊張してしまうものですよね。

それがどうしても受かりたい志望校であればなおさら大きな緊張が襲ってきてしまうでしょう。

入試当日の試験が始まるまでもそうですが、前日に緊張しすぎてしまうと寝られずに睡眠不足に陥るなど本番にまで悪影響を及ぼしてしまいます。

しかし、だからと言ってすぐに緊張をほぐせる方法は確実にあるわけではありません。

受験勉強を長い期間掛けて行うのと同じように、「緊張対策」も事前にしておく必要があると言えます。

この記事では、そんな「高校入試や大学入試に対するおすすめの緊張対策」について解説していきたいと思います。

入試で緊張して実力が出せないケースもある

世の中には、プレッシャーに強いタイプと弱いタイプの人がいます。

プレシャーに強いタイプの人は、本来の実力を存分に発揮できるだけでなく、その場の雰囲気を楽しめてしまう場合もあります。

これに対して、プレッシャーに弱いタイプの人は、前日や当日に緊張してしまい、本来の実力を出すことができません。

せっかく何年も勉強を続けてきたにもかかわらず、緊張という魔物に負けて受験不合格になってしまうのは、非常に悲しい結末だと言えます。

見出し:日頃から「メタ認知」を行えるように訓練しておく

入試の際の緊張を和らげる方法としては、「メタ認知」を事前に行えるようにすることが非常に有効です。

メタ認知とは、「自分の思考や行動、言動を客観的に捉える」ということ。

心理学では、「認知していることを認知する」という定義付けをしています。

メタ認知では、自分のいる部屋の壁の上の方から自分を見ているような感覚となります。

いわゆる俯瞰するような感覚です。

「もう一人の自分が自分を見ている」と表現すると分かりやすいかもしれません。

一体なぜメタ認知を行うと緊張対策になるのかというと、人は「ソロモンのパラドックス」に陥ってしまう場合が非常に多いからです。

ソロモンのパラドックスとは、「人は他者のことは正確に指摘できるのに、自分のことになると途端に正確に把握できなくなる」というパラドックス(思い込み)です。

例えば、大勢の前で発表をしなければいけないシチュエーションに立たされたとします。

この時、他者目線であれば、「みんなそれほど注目していないからそれほど力まなくて大丈夫」とか、「少しくらい失敗しても明日になればみんな忘れてるよ」と冷静に現実を捉えられます。

しかし、ソロモンのパラドックスに陥ってしまう人は多く、「すべての人が自分に注目している」と感じたり、「失敗したらいつまでもみんなにいじられてしまう」と感じてしまうのです。

もしもメタ認知ができるようになれば、ソロモンのパラドックスに陥ることもなく、余計な緊張をしなくても大丈夫になるはずです。

いつでもマインドフルネスが行えるようにしておく

マインドフルネスとは、「意識を自分自身の内側に集中させる」というものです。

主に「瞑想」によってそういった状態を作りだすわけですが、これも入試の前日や当日に急にやれと言われてできるものではありません。

しかし、実はそれほど極めなくてもある程度の効果を得られる手軽な緊張対策であるとも言えます。

慣れるまではあぐらをかいた状態で行いますが、慣れてくれば立った状態でもできますし、入試の当日に机に座った状態でも可十分に可能です。

深く時間を掛けて呼吸をしながら、目を瞑り意識を自分の内側に向けていきます。

言葉で説明すると難しく感じますが、自分の呼吸に意識を集中するようなイメージです。

頭の中に浮かぶ雑念を少しずつ自分の中から追い出すようにして、今に集中していきます。

マインドフルネスは、ストレスを軽減する効果が期待できるので、緊張状態も軽減させることが可能です。

また、集中力を上げる効果があるので、長年勉強してきた成果を出すために最高の対策法だと言えるでしょう。

一般的に言われている入試対策グッズを必ず用意する

これまで数多くの受験生たちが実際に入試当日を迎え、その反省などを次の世代に伝えてきました。

一般的に言われている「受験対策」は、過去の受験生の経験の結晶とも言えます。

・寒さ対策のカイロ

・緊張による腹痛対策の薬

・気分をリラックスさせるフリスクなど

・願いを込めたお守り

こういった入試対策グッズをしっかりと準備することで、「これだけ入念に準備したのだから大丈夫」という安心感が生まれ、緊張を遠ざけることができるのです。

iPhoneを世に送り出したアップル社の故スティーブ・ジョブズの伝説的なスピーチも、一言一句事前に練られた言葉であり、どのタイミングでスクリーンにiPhoneを表示させるかなど、細かい部分まで入念に練っていたそうです。

入試の緊張対策も、しっかりと「準備すべき物を用意する」ことで、最高のパフォーマンスを引き出すことが可能となるのです。

まとめ

今回は、「高校入試や大学入試に対するおすすめの緊張対策」について解説してきました。

・メタ認知ができるように普段から練習しておく

・マインドフルネスをある程度でも習得しておく

・入試対策グッズをしっかりと準備する

志望校への合格率を1%でも上げるために、ぜひこれらの緊張対策を実践してみてはいかがでしょうか?

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